毎日暑いです。
今までの常識が通用しないくらいの異常な暑さです。
水分補給しながら作業しますが、あまり長時間は体がもちません。
ですので少しずつ進めていきます。
ツーリング用に仕上げる予定のTL23号。
やはりフロントはディスク仕様にしたいと思います。
フォークはTLM220用で、以前使っていたサビ傷がついてしまったものを、
2液性の金属パテで埋めて平らに均したものを使ってみます。
TLM用をTLRに取り付けるにはフォーク間のサイズが違いますので、
カラーを削ってホイールセンターを合わせるか、
ステアリングステムを打ち換えて長さを合わせる必要があります。
この方法はプレス機が無いとできません。・・・・・?
そういえば先日貰ってきたので、持っています。
早速やってみましょう!
かなり旧型ですが、まだまだ使用可能です。
圧力300Kgほどで抜けました。
同じようにTLRのステムシャフトも抜きます。
そして入れ替えるのですが、そのままではガタが出てしまいます。
ステアリングシャフトがTLRの方が0,3mmほど細いのです。
ガタと言ってもほんの少しなのですが、シャフトのガタはフロントフォークの先端では増幅されて、
ステアリングには致命的なガタつきになります。
そこで、ここでも2液性の金属パテで隙間を埋めます。
シャフトとアンダーブラケットを脱脂して、シャフトにパテを塗ってから押し込みます。
24時間で完全硬化して、硬化後は金属と遜色ない強度になると説明書きにあります。
まぁ、クリップが入っていて抜ける事は無いのでおそらく大丈夫でしょう。
完全硬化してから、ベアリングレースを打ち込んで、
古いグリースをふき取り、モリブデングリースをたっぷり塗って、
ベアリングを並べて行きます。
せっかくなのでトップブリッジも磨いておきます。
これでTLMのフォークを付けても幅はピッタリです。
しかしこの暑さ、何とかならんものでしょうか?