プライベートでゴタゴタしたり、天候に恵まれず延び延びになっていた、
カブのお山デビューツーリングに行ってきました。
場所は五日市のお山です。
そして、3月以来半年ぶりにバブさんとご一緒してきました。
早速短いダートに踏み入りますが、夏草に阻まれて通り抜けられず撤退します。
久しぶりなのでこんな事もまた楽しい!
実はこのツーリングの前に近間のダート道を走ってみたのですが、
カブの、それも14インチホイールのOFF性能のレベルの低さにビックリさせられました。
チョットしたギャップにすぐ下をこすって、10CMもない丸太にひっかかり、
石で強打したステップはすぐに曲がって、オマケに切れたステップのゴムを落としてきてしまいました。
ほんの数百メートルのダート道で散々でした。(^^;
カブにはカブの走りが必要なようです。
ブログ友にカブでレースをしている方がいますが、
たとえロードでも自動遠心クラッチやポジション、
足回りなど私から見ればすべてがプアーです。
いやはや、カブは難しく、そして奥深いと思い知らされました。
さて本題のツーリングですが、2台のカブで走るので基本的にはフラットダートです。
それでもいきなり道が無くなっていたり、夏草で先に進めなかったり、
カブにとっては大冒険のツーリングになりました。
何本か短い林道を探索した後に比較的長めの(と言っても3~4Kmほど)林道に出くわしました。
左の林道を走った後に右側に走って行くと、本日初の倒木があります。
TL系なら何の躊躇もなく普通に走り抜けられるのですが、
カブだとこうなっちゃいます。
バブさん号は17インチですが何も対策をしなければやはりカブです。
こんな小さな倒木でも大冒険をした気分になれます。
大きめの石を拾ってきてルートを作ります。
そして無事に突破!
このとき、ふと思いつきました。
トライアルでステアや丸太を越えるとき、
アンダーガードを打たないためにフロントを刺してサスの反発を利用して、
フロントを釣ったままリアタイヤだけで越える方法があります。
これを実践すればカブでもひっかかる事は無いはずです。
マニュアルクラッチの無いカブの場合、ボディーアクションとアクセルワークがキモです。
今回はチョットジャンプ気味に成功しましたが、着地が危なっかしく、
まだまだ修行が必要なようです。
う~ん、やっぱりカブは面白い!
それから林道で下をこすってしまうのは、
センタースタンドが落ちてきて擦っていることが判明しました。
センスタは出先の整備にも重宝しますので外したくありません。
要するにセンスタが跳ねないようなスピードとライン取り、
ギャップでの抜重などが必要なようです。
巧くいったときは嘘のようにスムーズに走れます。
もちろんそれでも限界性能は低いのですが。
そしてカブの最大の強みはその積載能力の高さです。
あえて前カゴも残していますので、焚火道具を積み込んでお山の中でコーヒーを淹れる。
なんて使い方も夢ではありません。
今まで乗ってきたどのバイクとも違った魅力を持っているバイクです。
今回のツーリングで改良点が見つかりましたので、
いじるのも乗るのも、まだまだ楽しめそうです。