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しっぽのトライアルあそび

trialdiary.exblog.jp

(注)当ブログは筆者の個人的な備忘録です。バイクの改造に関しては自己責任で! みなさんも是非トライ&エラーを楽しんでください。

この冬の野望と小細工

季節は巡って、あっという間に冬がやってきました。
この冬は新しいバイクも加わって、寒くても充実したバイクライフが送れそうです。

ですが、やはり冬は寒い。
バイクで風を切って走るのは楽しい反面寒さも応えます。

話は変わって、10月の台風でガレージ横の桜の大枝が折れました。
屋根から降ろして適当な大きさにカットしてゴミとして出すつもりでしたが、
立派な枝ぶりでチョットもったいなく思っていました。
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ゴミにするのではなく何かに使えないか?
いろいろ考えた結果、焚火をしよう!と言う事になりました。

冬の寒さをしのいで暖をとるための薪にしようと考えました。
もしもその火でコーヒーでも淹れられたら最高です。
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手斧はAmazonで2000円ほどで購入。
ゴムハンマーで打ち付ければそれほど苦労することなく薪が出来上がります。

次に以前You tubeで見たことがある100均素材で作る焚火台を作ってみることにしました。

材料は折り畳み式の蒸し器とアルミの棒板とネジだけです。
アルミの脚は私のオリジナルですが、付属の脚でも問題ありません。
より安定するように付けただけです。
この冬の野望と小細工_f0119755_13425067.jpg

















100均(ダイソー)で売っていますが、250円です。
真ん中のつまみは4mmネジですので外します。
アルミの脚を3本用意して、もともと付いている脚の位置に穴を開けます。
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裏側から大きめのワッシャとネジで脚を固定します。
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もともと付いていた脚は必要な長さにカットしておきます。
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畳むときは取り外した脚を中に収納すればとってもコンパクト。
バイクにも積んで行けそうです。
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実際に焚火をしてみましたが、
まだ生木に近い状態なので、少々着火しづらかったです。
ですが焚火台としては、おおむね良好、大きな問題はありませんでした。
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ステンレス製ですので錆にも強く、熱が加わって良い色に焼けました。
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さてさて、これは純粋な焚火台であって、ストーブではありません。
この台にクッキング用の網をかけても良いのですが、
またまたYou tubeで面白そうなものを発見しました。
クッカーにもなる二次燃焼ストーブです。

製品としてもそれほど高価ではなく販売していますが、
やっぱり自作してみようと思います。

こちらも材料は100均素材です。
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取っ手の付いていないバケツタイプの入れ物2個と蒸し器、合わせて300円也。

まずはバケツの底に穴を開けます。
これは缶切りでOKです。
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手を切らないように切り口はペンチで潰しておきます。
出来上がった物を少しずらして重ねます。
間に隙間を作るようにボルトを挟んで固定します。
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この隙間がミソで、ここを暖められた空気が上昇して噴き出します。
噴き出した空気と未燃焼ガスが二次燃焼して高効率な燃焼が起きます。
小枝や松ぼっくりなどでもかなりの火力が得られるそうですので、
災害時にも役に立ちそうですね。

最後に蒸し器の一番外側の穴を使ってボルトナットで容器のフチを引っ掛けます。
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サイズは計ったようにピッタリでした。
ここは引っ掛けてあるだけですので、簡単に分解できます。

すぐに燃焼実験をしてみましたが、着火も簡単で、火力も強く、
五徳を付ければ簡単な調理も出来そうでした。
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ただの焚火台に比べると、燃焼後のカスも少なく、
より完全燃焼に近い状態だったようです。
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自宅でやるとき以外は、下にトレーを置いておけば、
灰もこぼさずに、最後の処理も簡単そうです。

オマケにもう一つ。
やはり100均のスノコ2枚と脚を折りたためるシンクの棚で、
折り畳み式のミニテーブルを作ります。

まずはスノコを分解します。
いちばん外側の板を一枚だけ残してすべてバラします。
それを今度は隙間なく並べて、接着していきます。
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隙間なく並べると下の補強用の角材が少しはみ出しますのでここをカット。
板一枚と角材3本が残りますので、角材を使ってもう少しだけ補強します。
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角材の長さを少しだけ短くすれば収納棚にスッポリと入ります。
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一応100均のニスを塗って、サイドをタッピングビスで止めれば完成です。

これだけ小細工を楽しんでも材料費は1000円ほどです。
いやはや、100均工作は止められませんな~!

by s-fulllife | 2019-12-10 14:37 | 雑事 | Comments(16)
Commented by CooL無限 at 2019-12-10 16:20 x
いや~ すんばらしい!
あれこれ「小細工」のアイデア満載で
早速真似させて貰います
Commented by Taro555Z at 2019-12-10 18:22
流石です!この冬は真冬にもキャンプを目論んでいます。身軽なバイクキャンプでも暖を取りたいです。僕も100均を駆使してストーブを考えて見ようかな って思いました。

しかし、ぶきっちょな自分に出来るかなあ 笑笑
Commented by mumu at 2019-12-10 21:13 x
お久しぶりです。
いゃ〜、男らしい工作です。
素晴らしいです。
そう言えば長らくキャンプツーリングとかしていないなぁ。
男の子はキャンプせんと男になりませんからね。
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-11 10:22 x
無限さん、このアイデアは私も真似させてもらったものです。
自分なりの工夫も少しだけ入れていますが、
100均グッズの使い方はかなり参考になりました。
台風で折れた枝のおかげで、今年の冬は楽しめそうです。
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-11 10:25 x
タロさん、いつもそちらのブログを見て、
自分も久しぶりにやってみたいな~と思っていました。
娘が受験生なので、まずはデイキャンプから楽しんでみます。
ストーブ制作は、You tubeでもっと簡単な動画が出ています。
その道の達人たちの工夫は見ていてとても参考になります。
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-11 10:31 x
mumuさん、私も昔は良くキャンプしていました。
ほとんどトライアルの大会に前日に乗り込んで、
キャンプしながら宴会をして、翌日メロメロになるというパターンでしたが。(笑)
リターンライダーならぬ、リターンキャンパー目指して頑張ります。
Commented by バブ at 2019-12-11 13:49 x
そっちの方向ですか!
真冬のキャンプに役立ちそうな物で素晴らしいです。

ぜひ大平山山頂で実践投入してください。
私は遠慮しておきますが(笑)
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-11 14:03 x
バブさん、さすがにバイクでツーリングキャンプはまだ敷居が高いです。
まずはトライアルの練習のときにお昼ご飯用にチャレンジしてみます。
次にデイキャンプ、最後には極寒の雪原で、
バブさんに特製インスタントラーメンをごちそうしますよ。
その前に、薪割りで大汗をかいてもらう予定ですが。(笑)
Commented by イワピー at 2019-12-12 12:51 x
相変わらず器用ですなぁ~ その器用さがツインショックのターンにも表れていますね! ぜひ日曜の神沢で使用してくださいね
Commented by コロッケ at 2019-12-12 22:09 x
なんだかBE-PALの企画のような感じが
バケツを2つ使ったストーブはいいですね
なんせ安い!作ってみようかな・・・。
Commented by パイン山 at 2019-12-12 23:30 x
桜の木だたっら燻製にも良さそうですね!
私もしばらくキャンプしてないです。
若い頃はお正月の本栖湖でキャンプしたのですが・・・
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-13 09:59 x
イワピー師匠、そうですね、まずは週末の神澤で試してみます。
朝到着したら、まずは薪拾いから始まりそうです。
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-13 10:02 x
コロッケさん、私もYou tubeの動画を見たら制作意欲が沸いてきました。
そして費用が掛からないのはありがたいですね。
思い切りよく失敗できそうですから。(^^;
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-13 10:06 x
パイン山さん、燻製については伊東ミーティングで専門家からも言われました。
私も若い頃は元気で、真冬の本栖ハイランドで、
エンデューロレースの前日キャンプをしていました。
じゃんけんで負けて車内からあぶれた時は凍死するかと思いました。(^^;
Commented by pirokinpirokin at 2019-12-16 10:33
もう!
何でも屋さんですね。(*^^*)
・・・・・
バイクに乗りたいですね~(^_^;)・・・・
寒いの苦手になりました。(根性なしです。)
Commented by ぷーたとうさん at 2019-12-17 10:48 x
ピロキンさん、自分で出来そうなことは何でもやってみないと気が済まない性分なもので。
実は陽の目を見ない数々の失敗もあるんですが、
ナイショにしておきます。(^^;
私はどちらかというと暑い方が苦手です。
自家製の断熱材をたっぷりと着込んでいますので。(笑)
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by ぷーたとうさん