先日のツーリングで、ほとんど大丈夫だったXL125Rパリダカ改でしたが、
細かいところを手直ししてチョット走ってきました。
アクセルワイヤーが短かった件は取り回しを変えるというよりも、
タンクの真下を通して問題解決しました。
ウインカーの位置をアンダーブラケット横に移動してタンクにも干渉しなくなりました。
サブライトの位置はトップブリッジ横に移動して、フロントフェンダーが邪魔しないように、
なるべく上から照らすようにしました。
そして割れてしまったスクリーンは反対側も同じようにカットして成型、
ステーを自作して取り付けました。
100均の下敷きでは車格に比べて小さすぎたのでこれでバランスが取れました。
エンジンオイルも交換しました。
出てきたオイルは真っ黒でサラサラ、
交換で気持ちシフトの入りが良くなったように感じます。
実は今回、一番苦労したのはガソリンタンクキャップでした。
引き上げてきた車体はキャップのキーとメインキーが別でした。
この時代のOFF車はほとんどがキャップにキーなど付いていなかったのですが、
これだけのビックタンクですし、他のバイクとの差別化のためパリダカはキー付きのキャップを採用しています。
もちろん今更新品はありません。
ですが、リアボックスも付けるつもりでしたので、キーが余分なのは困ります。
キー無しで開くように改造しようかとも思っていましたが、
押し込んでロックがかかる機構ですので、キー無しではロックされません。
そこで何か流用できるキーセットは無いものかとネットで探しまくりました。
そして寸法がピッタリだったのは、ロードバイク、ジェイドのキーセットです。
ところがタンクキャップはピッタリとロックされますが、
キャップとタンクの段差が開いてしまいます。
知恵を絞って、アルミ板を切り出して隙間を埋めました。
パッと見は分からないでしょ?
エンジンは快調です。
普通に使う領域では問題ありません。
しかし意識して高回転まで回すと、少しだけ回転が上がり切らない感じです。
プラグは白いので、メインジェットを交換してもう一度走ってきたいと思います。
6速のシフトは慣れないとつい5速で走ってしまっています。(^^;
いやはや、総じて実に良くできたバイクです。
30余年の時を経て、また巡り合ったパリダカ。
チョイ乗りでしたが、昔走った光景とオーバーラップしたり、
当時は無かった場所だったり、
寒さも忘れてあちこち走り回りました。