さてさて、ダメージのあるピストンを自家製ホーニングして組み込み、
仕上げて試乗してきました。
いつもの宮ケ瀬湖方面を目指します。
下界は真夏のような暑さですが、宮ケ瀬湖畔は過ごしやすく、
トンネルの中では少々寒く感じるほどです。
アップダウンや中高速のワインディングを走って、小さな休憩スペースで一休み。
エンジン以外にも、フロント周りはXLR250用の流用でディスク化。
サブライトを付けて、モンキー用の社外スクリーンを取り付け。
長さが足りないので、下側は100均の下敷きで製作しました。
XL200 RALLY です。(笑)
問題のエンジンですが、やっぱり異音は残っています。
前よりも良くなっていましたので、エンジン添加剤を入れて、このまま様子を見てみます。
それから、再生したLEDヘッドライトは、やはり直結では使えませんでした。
光はしますが、ハロゲンよりもはるかに暗く、実用できるレベルではありません。
仕方が無いので、直流用のバルブを買い直すことにします。
せっかく試乗に来たので、ついでにナビに出てくる道を探索してみます。
県道から少し入ると、短い短いダートが残っていました。
それもすぐに終わってしまって、ビニールハウスが立ち並ぶ細いコンクリート舗装路へ出ました。
ナビ上では、ここから上に伸びる道があるのですが、
入り口にはゲートがあります。
ところがこのゲート、通行止めとも何とも書いてありません。
注意書きは登山者に対する火の始末の注意と、不法投棄の禁止についてだけでした。
脇も大きく開いていますので、ここは失礼して入ってみます。
コンクリート舗装の道はどんどん高度を上げて行きますが、
最後の100mほどはダートが残っているものの、
結局は行き止まりになっています。
引き返しながら、行きにチェックしておいた枝道に入ります。
ここは嬉しいことに入り口からダートです。
道はすぐに分岐しています。まずは左の方に行ってみます。
少しばかり荒れた道を上って行くと、ここも行き止まりです。
真っ赤なお尻をこちらに向けて逃げて行くお猿さんもいました。
戻って右の道を行きます。
こちらも少し荒れた道を上って行くと、
道は砂利が敷かれた舗装前のような状態になります。
そしてここを登り切ると・・・・・
高圧線の下に、相模原市内を一望できる、極上の展望テラスがありました。
試乗のついでにしては良いところを見つけました。
道はここで終わりかと思いきや、まだ先に続いています。
もしかしたら、という淡い期待を抱いて先に進みます。
先ほどお猿さんに遭遇した場所で、逃げて行くその上の方に、
木々の間から微かにガードレールが見えていました。
そこまでたどり着けるかとの思いでした。
道は細くなって、九十九折れを繰り返し、ようやく本道に出ました。
この林道は、山々の尾根の東側斜面を走っているので、
走りながらも緑の合間に市内を見下ろす事ができます。
この近辺では貴重な林道です。ただし、一方はすぐに終点で、
もう一方はゲートで厳重に閉鎖されていました。
全長3Kmほどですが、十分に楽しめました。
これだけ走りましたが、異音はあるものの、
エンジンはかかりも良く、白煙や黒煙も確認できませんでした。
アイドリングも安定していますので、もうちょっと様子を見てみます。
少々気になったのは、ギア比の影響もあるかもしれませんが、
少しトルク感が薄いのと、全開時に回転が上がりきる前に少しボコつきがありました。
キャブのセッティングをもう少し見直す必要がありそうです。
それからせっかく取り付けたサブライトが、
フェンダーに邪魔されて、照射範囲が狭まっています。
こちらは取り付け位置の変更で対処可能だと思われます。
何やかんやと、手直ししたら、
こいつでチョット距離のあるツーリングに出かけてみたいものです。
夢ははるか遠いお山の上で星空を眺めながら、ラーメンをすすることでしょうか?