数日前の天気予報では、晴れて暖かくなるはずだったのですが、
予想に反して、ほとんど真冬の道志村に行ってきました。
本日は、東京・埼玉方面がホームグランドの方々に、
道志の林道をご案内する予定でいましたが・・・・・
さむ~い舗装路の移動は割愛して、
早速林道の入り口です。
まずは、最後が急斜面に消えていた林道へ。
その急斜面の手前で、お好きな方はどうぞ、
と皆さんに先行してもらうと、全員がお好きだったようで、
次々と斜面に消えて行きます。
案内役が置いて行かれては話にならないので、後を追いました。
以前来たときはツルツルで登れなかったのですが、
今回はコンディションが良く、登り切ることが出来ました。
その先には鉄塔があって、さらに道は続いています。
少し広くなって、ここで終了かな?と思っていたら、
さらにその先に進む方たち・・・・
これは、エライ方たちと来てしまったかな~
もちろんまだ誰も走ったことが無いような場所なので、
落ち葉とふかふかの路面で斜度以上に厳しく、
結局戻ってきましたが、行ってしまったら、私たちもついて行かなければなりません。
この日は、こんなことの連続でした。
一度下って、別の鉄塔から上に伸びる道に向かいます。
ここは以前来たときは、いばらの藪がひどく、道も見えづらくなったため引き返したところです。
本道は左に続いているのですが、なぜか右の斜面を登る人たち。
私とスコさんは左の本道を行くことにします。
少し先で待っていると、何処をどう走ったのか、
後続が追い付いてきました。
このとき、今日は案内役のはずだったのですが、
案内は入り口までにしようと心に決めました。(^^;
さらに先に進むと、道は勾配を増して、九十九折れになり、
半分凍って、半分溶けた、細い獣みちのようになります。
いつものスコティッシュではなく、距離があるためトリッカーで参戦のスコさんは、
車体の重さと、ハンドル切れ角の少なさに苦しんでいました。
九十九折れの先には熊笹地帯があって、それを抜けると見晴らしの良い尾根道に出ることが出来ました。
前回引き返したところから、さらにこんなに道があったとは、正直驚きでした。
尾根道の左右は、しばらく走ると雪と氷の世界になっていて、
さすがに無理のようなので、来た道を引き返すことにします。
<土の路面の下を一皮剥くと凍結しています>
林道終点の鉄塔まで帰って来て、
もう予定の食事時間からかなり遅れていますので、
遅れついでに、鉄塔から下る道も探索してみます。
これがまたすごい道で、ほとんど道とも言えないようなところでしたが、
ここまで登って来る林道と合流して、ようやく国道に出ることが出来ました。
お待ちかねのお昼は、おなじみの食堂で。
ギリギリで限定メニューの唐揚げ定食にもありつけて、
暖かい店内でほっと一息つくことが出来ました。
それもつかの間、食事を終えて外に出ると、空は曇り空、
真冬の冷たい風が吹き付けます。
身支度を整えて、午後の部に突入します。
午後は崩落林道から始めます。
荒れた路面を頂上付近の広場まで登り、そこからお山に入ります。
左側はすぐに道がなくなって、彷徨いましたが切り開けるような道は無いようでした。
そして右側は、木の根が張り出した急角度のヒルクライムが待っています。
ここでも先陣を切ってセロー氏は登って行きます。
このセロー氏、初対面だったのですが、
とにかく先頭でどこでも行ってしまいます。
周りに、凄い人なのかと聞いてみましたが、
ただのセロー乗りだと言う答え。
私にはただならぬセロー乗りにしか見えませんでした。
そのセローと、cota4rt、4RIDEのみが登頂に成功。
私ははるか下の方で玉砕しました。(^^;
その後、崩落林道を下りて、通常の林道(?)に戻り、
お山に入れる遊び場に着きました。
そこでも、すでに誰かが走った跡ではなく、
そこ?というようなところを走って行きます。
もちろん失敗もありますが、トライを重ねて最後には走り切ってしまいます。
いやはや、アッパレです。
林道最後にある広場でも、最奥にある砂の崩れたようなヒルクライムにチャレンジして、
トライを続けてとうとう登り切ってしまいました。すごいです。
まさに、目から鱗状態でした。
今まで私の眼には道として映っていなかった場所も、
実は走れば道になっちゃうんですね~
まぁ、走れれば、ですが。(笑)
毎回のようにバイクを壊していましたが、
今回は見ているだけだったり、先行してくれる方がいたので、
無理をしなくてすみました。
バイクを壊すことなくツーリングを終えられたと思ったのですが・・・・
おそらく、木の枝などを巻き込んだ時に割れてしまったのでしょう。
古いプラは弾力性がなくなって、割れやすくなってしまうものなんですよね~
またまた修理しなくては。