バッテリーの搭載場所
セル始動のバイク、パンプータ号の製作もいよいよ架橋に入ってきました。
巷では、このバイクのコンセプトの元になったパンペーラや、
最近人気のランドネなどを世に送り出したGASGAS社が、
倒産したと言うニュースが流れてきました。
部品供給などはまだしばらく大丈夫だと思いますが、
世の中何があるのか分かりませんね。
さて、今回はセル始動のバイクには欠かせないバッテリーの置き場所についてです。
実は2年ほど前から考えていた方法があります。
私が製作した初のセル付きTLは、はじめノーマルの位置に搭載しましたが、
6Vのバッテリーと比べて遥かに大きく重いので、邪魔になってしまい、
サイレンサーの反対側に取り付けていました。
コレはかなり目立ちます。もちろん悪い意味でです。
次に製作したバブさん号も同じ位置に付けたのですが、
後にバブさんはリアキャリアの上に移動しました。
最近知り合いになったランドネ・モモさんもこの位置らしいのですが、
腰を引いたときに邪魔になるそうです。
しかし、最近ではリチウムイオンバッテリーが現れて、
大きさはともかく、重さの問題は一気に解決しました。
そして、軽くなったので、こんな方法で搭載してみました。
リアフェンダーに埋め込んでしまいます。
コレだったら腰を引いても問題ないでしょう?
リチウムイオンは軽いので、アルミのアングルを一本入れておけば、
強度的にも問題ありません。
そして、テールバックの底をくり抜いて、
上から被せれば、何処から見てもバッテリーケースには見えないでしょう?
問題のバッテリーの位置が決まったところで、
保安部品を取り付けていきますが、
何故か配線前に試してみても、ニュートラルランプを始め、
すべての保安部品が作動してくれません。
もう一度、配線図とにらめっこします。
パンプータ号は、FTR223のエンジンに、SL230のワイヤーハーネス、
XLR125のスタータースイッチ、NSR250のディマースイッチ、
電装系だけでも、何種類ものバイクのパーツで出来ています。
同じホンダでも、年式によって微妙な違いがあります。
今回はコピーした配線図のコードの色の印字が潰れていて解読不能だったのと、
古くなったコードの色自体が色あせて解らなかったことが原因で、
コードを一本つなぎ間違えただけのことでした。
いやはや、古い改造バイクは大変です。
ヘッドライトカバーは、東北の亀仙人さんからいただいた手作りの涎掛けを使わせていただきます。
亀仙人さん、貴重な物をありがとうございました。
とうさんでは無くバイクがですよ(笑)
バッテリーの搭載場所も良いアイディアです。
これならライディングのジャマにもならないしすっきりしていますね。
もう正体不明、オンリーワンバイクが完成しましたか!
バッテリーの問題も解決してこれでいつお山でバイクを
倒しても、キュルンと即エンジ始動ができ楽ちんですよ。
あっ、とうさんの場合は自分と違い倒すこともめったに
ないですよね。(謝)
それに引きかえ我がバイア君は思うようにいかず手こずっています。(悲)
私は格好良いじゃ無くて、もの凄く格好良いということですよね。(爆)
バッテリーの搭載場所も決まったし、
配線を作って、保安部品も作動しました。
が・・・・・・・・
本当に正体不明のバイクになってしまいました。
いろいろなパーツの寄せ集めですから、
仕方が無いのですが・・・・・・
本日、エンジン始動を試みましたが、
かかってくれません。
プラグに火花は・・・・ありません。(涙)
CDI・イグニッションコイル・プラグ・プラグキャップ
いろいろやってみましたが、まったくダメです。
さて原因は?
初めて送られてきた時は、
あまりの軽さに、だまされたかと思ったほどでした。
80年代のXR・・・・
私もあのころのXRは大好きです。
オレンジの外装にブルーのシートで、
ツインキャブのXR350が好きでした。
少しはそんな感じに近づけたでしょうか?
もっとも、セル付のTLRを作るのは、決して多数派ではないでしょうね~
地震のほうは特に何もありませんでした。
いつもよりチョット揺れる時間が長いかな~
くらいの感じで、ニュースを見て驚いたというのが正直なところです。
ご心配、ありがとうございます。m(_ _)m
フルボトム時のタイヤとのクリアランスはどんな感じでしょうか?TLノーマルでは接触しそうです。アップフェンダーでは問題無しですね。
XL223R、エンジンと両輪が付きました。
シートが長い分、バッテリーもノーマルの位置より後ろに付いています。
ですので、計算上はフルボトムしたときにタイヤと一番近づくのは、
バッテリーよりも前のほうという事になります。
あくまでも計算上ですが。(笑)
ようやくエンジンも始動できましたので、
少し乗ってみて、いろいろ手直ししていこうと思っています。
そちらも順調のようですね。
出来上がったら是非ご一緒いたしましょう。